Vol.1:ベルギー初上陸。ミュージアムパス64.95€の元は取れるか?

ベルギー旅 Vol.1|ブリュッセルで見つけた「歴史」と「炭水化物の爆弾 Europe Travel Log

1. モントリオール経由でブリュッセルへ!入国審査の効率化を願った到着日

モントリオールを経由した長旅でしたが、運よく隣が空席でした。おかげでお酒を楽しみつつ、到着までしっかり睡眠。体調は万全です。 ただ、ブリュッセル空港の入国審査はかなりの忍耐が必要でした。スムーズに流れるEU市民用ゲートを横目に、なかなか進まない非加盟国の長い列。日本のパスポートはICチップも入っているし世界的な信頼も高いのだから、他の空港のようにもっとシステムで早く処理できたらいいのに。停滞する列の中で、正直そう感じました。

2. 高台の王立美術館で発見。外壁に刻まれた日本語に「ホッと一息」

中央駅から坂を上り、まず向かったのは「ベルギー王立美術館」。 ここはパス対象外ですが、隣接するマグリット美術館も含めて自費でも行く価値があります。驚いたのは美術館の外壁でした。そこに日本語の案内を見つけた瞬間、ふっと緊張がほぐれる感覚。やはり海外でふとした瞬間に自国の言葉を見つけると、なんだか嬉しい気持ちになります。スタッフも非常に親切で、旅の始まりを心地よいものにしてくれました。

3. 地下宮殿跡でパスをGET!元が取れるか検証スタート

少し歩き、クーデンベルグの丘(地下宮殿跡)のチケット売り場へ。 ここでようやく、今回の旅の相棒となる「ミュージアムパス(64.95€)」を購入しました。今回のベルギー滞在では、このパスでどこまで得をできるか、Vol.1からVol.3にかけて検証していくつもりです。

まずは地下宮殿跡へ。ここは隣の「BELvue Museum」との共通チケットになっていて、パス1枚で両方入れるという幸先の良いスタート。歴史が積み重なった地下空間を歩く、不思議な時間を楽しみました。さらに、アール・ヌーヴォー様式の「楽器博物館(MIM)」、そしてグランプラス横の「ブリュッセル市立博物館」へ。初日からパスをフル活用して一気に施設をハシゴしました。

2026 VERIFIED

ベルギー・ミュージアムパスガチ検証実績(Day 1:ブリュッセル)

【Day 1】入館施設一覧
Coudenberg + BELvue18.00 €
楽器博物館 (MIM)15.00 €
ブリュッセル市立博物館10.00 €
Day 1 入場料合計 43.00 € (約 7,310 円)
パス購入価格 64.95 €

4. ジャンネケ・ピスから「Delirium Café」へ!ビールの聖地の誘惑♪

ハシゴ見学の合間に、いよいよ街歩きへ。 まずは路地裏にある女の子バージョンの「ジャンネケ・ピス」に会いに行きました。正直なところ、彼女を見に行くというよりは、すぐ横にあるバー「Delirium Café(デリリウム・カフェ)」の膨大なビールリストが目当てです。 ピンクの象の看板に誘われて入ると、そこはまさにビールの聖地。冷えたベルギービールの喉越しのおかげで、街の景色がより鮮明に見えた気がします。

5. 豪華なアーケードを抜け、マネキンピス「小便小僧」に遭遇

ビールで勢いをつけて、美しいアーケード「Galeries Royales(ギャルリー・サンテュベール)」を散策。格式高い空間を抜けた先で、世界的に有名なマネキンピス「小便小僧」と対面しました。 やはり本尊(?)の小ささには驚かされます。そのまま、広場横の「ブリュッセル市立博物館(王の家)」へ。実はあそこに世界中から贈られた彼の衣装コレクションがあり、なんと桃太郎の姿をしたマネキンピスまで展示されていました。

6. 夕暮れのグランプラスと、禁断の「ミトライエット」で締める

一日の終わりに向かったのは、まだ明るさの残る夕暮れ時のグランプラス。広場を埋め尽くすギルドハウスの壮麗な眺めは、まさに圧巻です。ライトアップ前の、細部までくっきりと見える彫刻の美しさに圧倒され、「ベルギーに来てよかった」と静かな感動に浸る瞬間でした。

……が、そんな余韻を楽しみつつもお腹は正直。最後に立ち寄ったのが、現地のソウルフード「Mitraillette(ミトライエット)」です。 フランスパンに肉、そして溢れんばかりのフリット(ポテト)とソースをこれでもかと詰め込んだ、まさに「炭水化物の爆弾」。歴史ある広場の静かな感動を、なりふり構わないジャンクな美味しさで力強く締めくくる……。

歴史の深さと、遊び心、そして胃袋を掴む力強い日常。そんな発見に満ちた、最高に濃厚なブリュッセルの1日でした。

💡 街歩きのアドバイス

  • フランス語と英語のあいだ: ブリュッセルのお土産屋さんなどでは、こちらがフランス語で話しかけても英語で返ってくることが多々ありました。一方で、美術館やレストラン、また宿泊先の友人の実家ではフランス語で最後まで会話が成立しました。場所や相手によって「言語の距離感」が変わるのも、多言語国家ベルギーらしい経験でした。
  • 荷物のハンドリング: 美術館のロッカーは小さめで、機内持ち込みサイズのスーツケースでも入らない場合があります。今回はスタッフの厚意で預かってもらえましたが、事前の対策が大切です。

ベルギーの歴史の深さと遊び心、そして胃袋を掴むジャンクな日常に触れた最高の一日。

しかし、この時の私はまだ知りませんでした。 翌朝、凍える駅のホームで、絶望的な「決済エラー」に襲われることを……。

次回、Vol.2:中世の宝石箱ブルージュ・ゲント編。 運河の街の美しさと、旅のピンチを救った「Wise」の顔認証の物語をお届けします。お楽しみに!

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